本日も危険レベルの炎天下。
昨日の晩から時々めまいがする。。。
寝不足? ストレス? 熱波のせい? 何が原因かは分からないけれど、
ホント、暑いの、寒いのは大っ嫌い。。。
さて毎回アップしていた全日本大会道中記の3日間もコレが最後です。。。
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では「第40回全日本武術太極拳選手権大会」の東京道中記~その参~を…。
東京道中記~7/15(土)3日目最終日~
3日日は早く帰る予定で飛行機を予約していたため何も予定なし。
大会はまだ2日目。
今回は会場に応援にも行けず早目の帰宅となる。
10:00にはホテルをチェックアウトして、
羽田空港へ…。
無事に3日間の日程を終え、帰りの飛行機の中。。。
ほんの一瞬だけ見えた「富士山」
行きは見ることが出来なかったが、帰りにほんの一瞬だけその姿を拝むことが出来た。
そして無事に伊丹空港に到着。。。
地元に帰ってきて、僕たちにとっての「第40回全日本武術太極拳選手権大会」が終わってホッとした瞬間でした。
帰宅すると、大会に出始めた時からずっと応援し続けてくれていた母が
「おつかれさま」と出迎えてくれた。。。(母もきっとホッとした事だと思います。)
先生や練習仲間、生徒さんたちにも本当に感謝です。
第40回全日本武術太極拳選手権大会の3日間。。。
まずは世界中が新型コロナに翻弄された苦しい年月を経て、大変な尽力の中で今大会(通常開催)が無事に執り行われた事に心より感謝いたします。
そして無事に終えられる事が出来て、本当に良かったと思っています。
20年前、ひょんな事がきっかけで兵庫県大会に初めて出場したのが2003年。
その年の夏、兵庫県の代表選手として「第20回全日本武術太極拳選手権大会」に初出場した時の事をまるで昨日のように覚えています。
何もワケが分からないまま競技に参加することになり、その勢いで東京体育館と言う大舞台のコートに立ち、ガチガチに緊張したままミスにミスを重ねて散々な結果に終わった事は今でも鮮明に覚えています。
その日の夜は自分の気の弱さをまざまざと思い知り、初めて味わう悔しい気持ちにまったく寝付けませんでした。
もともと大会に出場した時も、その先は出続けるつもりがほとんど無かったのですが、
全日本大会での自分自身のあまりの不甲斐なさ、情けなさに帰宅してすぐ
「東京でやり残したことがある」(「この競技をもう少し頑張りたい」)
と家族に言ったのを今でも覚えています。
根っからの負けず嫌いに火が付いたのだと思います。
表演競技と言うものとはまったく無縁だった僕でしたが、
2008年の「第25回全日本武術太極拳選手権大会」で初めての入賞を経験します。
毎年、目標を持って練習、準備をしていました。
「今度は10位までに入りたい」「今度は一桁の順位になりたい」
「今度は入賞して表彰式に残りたい」「今度は表彰台に上りたい」
もちろん良い時もあれば、悪い時もあったり。。。
大会を通じて「喜び」や「悔しさ」、思ったように出来ない「難しさ」、色んな経験をしました。
そして本当に嬉しかったのは、たくさんの人たちと知り合えたこと。。。
その後、2013年の「第30回全日本武術太極拳選手権大会」(24式太極拳B:男子)で
ついに念願の全日本チャンピオンになりました。
初めて表彰台の一番高い部分に立った時、なんだか真っ直ぐ立つのもやっとな感じで、
ずっとフラフラしていたのを覚えています。。。
妻から
「1位になれたのは実力もそうだけど運も大きい。連覇すれば「本物」3連覇が出来れば「不動」やからね!!」
と発破を掛けられたのもこの頃。
翌年からは連覇を懸けて、そしてその「不動」を目指して試合にのぞむ事になり、「追う側」から「追われる側」の立場での試合に年々勝手な気負い(プレッシャー)を自分に課してしまうようになりました。
ちなみに4連覇以降は何と言うか「知らない。。。」みたいです。
そして初めて1位になった翌年から今年2023年の「第40回全日本武術太極拳選手権大会」まで、
10年間その位置を維持することが出来ました。
途中、新型コロナの影響により大会が中止(2020年、2021年)または規模縮小開催(2022年)となり、3大会分がキャンセルとなりましたので、今大会を終えての結果は8連覇です。
20年。
本当に…、本当にあっという間です。。。
心残りなく今を迎えられたのは、たくさんの人の支えのおかげだと思っています。。。
ありがとうございました。
これからも今までと変わらず太極拳の道を学び、歩み続けて精進してまいりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
そして気持ちを新たにゆっくり伸び伸びと太極拳と向き合い、一日一日を楽しく過ごせていけたらと思っています。
これまで大会運営に携わった全ての方々、大会役員、スタッフの皆様に心より感謝を申し上げます。
本当にお世話になりました。。。 感謝
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