10/5(月曜日)の朝7:25。。。
愛娘メイ (♀)が、天国(虹の橋)へ旅立ちました。。。
享年15歳(※人間年齢76歳)でした。
9月に入って、いつも通りの生活。
一日に一回、食事時間外のおやつ(5粒ほど)をあげる時も、ニモとミミと一緒に
「私も♪♪♪(^O^*)」と普通に3匹揃って足元に来ていました。
息抜きのテレビゲームで遊んでいる時も膝の上に飛び乗ってきてはひと際甲高い声で甘え
、その声はボイスチャットを通して海外の友人にまで届き…、
「ねぇ今の聞こえた???ウチの猫なんだよ♪♪♪」
「聞こえた!!!かわいいネ♪♪♪」
と話していたのも、ついこの間9月上旬の事でした。。。
9月中旬に入り、仕事から帰ってきたある日………、
母が「今日はメイちゃん、全然ご飯食べないのよね。。。」と心配そうに言い、「そう言えばオレも今朝メイと会ってないな。。。」とすぐ様子を見に行くと、ケージの中で横になっているメイは少し表情も冴えない感じで足元もなんだか弱々しい様子。。。
皮膚をつまむと脱水を起こしているのが分かり、掛かり付けの獣医さんの休診日と言う事もあったので、万が一にとストックしていた点滴で皮下点滴を行い、強制給餌もしながら休日明け一番に病院へ連れて行きました。。。
血液検査の結果、重度の腎不全。
(考えられないぐらいに、かなり危険な数値でした)
急性か、慢性か………。。。
あまりに急な出来事なので「急性」を疑いたいところだけど、猫ちゃんたちは例え慢性でも
「その日」が来るまでなかなか表に出さないもので「気が付いた時には………」と言うのも少なくないのです。
診断を受けてからは仕事に行く前に毎朝メイちゃんに点滴を行い、トイレも自分で出来なくなってしまったのでオムツもつけて、必ず誰かが傍にいる体制で看病を行いました。
奇跡を信じて…、メイちゃんの回復を信じて…。。。
しかし半月の看病の甲斐も無く、10月に入った日曜の朝からついに食事を拒み始めました・・・。
たくさんの愛猫愛犬を見届けてきた長年の経験から言うと、
メイちゃん自身が旅立つ準備に入ったと言えるのでしょうか。。。
この状態からの強制給餌は「誤嚥」の危険性があるので中断、点滴一本だけに変えて、
あとはこれまで通り常時側につきながら24時間体制での介護状態に入りました。
しかし僕たち家族は分かっていました。
メイちゃんとお別れするのは「今日」か「明日」。。。
生あるものは、必ず終焉を迎える。
だから覚悟はできています。。。
とは言え…、ネネちゃんが旅立ってからまだ一年も経っていないというのに………、
振り返るとあまりに急な展開だったので随分とショックでした。。。
数々の経験の中から「いつか来る別れ」と言う宿命を受け入れ、
この子たちができるだけ苦しまず、自然に安らかに寿命を終える事が出来るよう、そしてお別れの時には「出来るだけ一人では逝かさないで、家族で見送る」ようにしています。
(お別れの前日、僕の腕枕でじっと顔を見つめてくれるメイ…。)
日曜から月曜朝にかけて一晩中付きっきりでメイの側にいましたが、
結局、メイは一睡もせずにずっと僕の顔を眺めていました。
そして嫁さんが声を掛ければ、嫁さんの顔をもずっと眺めていました。
真夜中、途中で嫁さんには睡眠をとってもらい、部屋でメイちゃんと二人になった時にはたくさんお話をしました。。。
「お前が大好きなアーロン、大好きなお兄ちゃんフェイ、キキ、ジャッキー…、もし皆が迎えに来たなら一緒に皆の所へ行ってきなさい。。。
僕らは必ずまた会える。ずっと家族なんだから、必ずまた会える。
俺たちのことは心配はしなくても良いから。。。
その代わり、俺がそっちへ行く時は全員で迎えに来いよ………(^_^)」
(フェイ亡き後、恋するララと別れて生涯メイと添い遂げたアーロン)
アイコンタクトも交えると、これから旅立つ子とは思えないような穏やかな表情をしながら時折目を細め、添い寝しながらメイの手を握る僕の手の甲を、何度も何度ももう片方の手で優しく柔らかく撫でてくれました。。。
そしてその手を僕の顔に伸ばすと、まるで顔の形を確かめるように顔の形状に沿って優しく撫でてくれました。
何度も何度も…。
こんな事をしてくれたのはこの子が初めてです。
みんな旅立つ時は、それぞれ色んな旅立ち方やエピソードがあるけれど、メイちゃんはいっぱい撫でてくれました。。。
5時ごろ、夜明け前に嫁さんと交代して仮眠をとる事に。。。
僕はメイの手を握りながら、
「メイちゃん、大好きだよ♪♪♪また朝に会おうな。。。」
と声を掛けて部屋を出ました…。
それから2時間後…。
嫁さんからメイの急変を知らされ、飛び起きました。。。
「オレ、まだこんなに素早く飛び起きれるんだ………」と驚くぐらいに素早く。。。
隣のメイのいる部屋に駆けつけると、まさに今メイが旅立つ瞬間でした…。
「メイっ!!!」と声を掛けると、
天を仰ぎ、ほんの少しだけ、つらかったかも知れません………。
15年間、僕たちの側にいてくれた家族が…、また一人天国(虹の橋)へ旅立ちました。
覚悟はしていても押し寄せる虚脱感。
そんな頭の中で、
フェイやアーロンたちが迎えに来てくれたのかな…。。。
大好きな仲間、仲の良かった猫家族と、久しぶりに再会できたのかな。。。
たくさんのエピソードと思い出…、そしてテーブルクロスのフチにあるたくさんの噛み後を残してくれてありがとう。。。
心無い者の手によって、小さな手提げ用紙袋に兄のフェイちゃんと一緒に入れられて、我が家の前に捨てられていたあの光景。。。
お兄ちゃんに寄り添いながら、袋をのぞき込む僕らの顔を不安そうに見上げていたあの表情。。。
突然雨が降り出したので、紙袋を抱えて家に入れる際に
「心配しなくて良いよ。。。悪いようにはしないから………(^_^)」
と初めて2人に声を掛けた時の光景。。。
月並みだけど、本当にまるで昨日のようだわ………。。。
天国でも皆と………、皆と仲良くね。
また君たちに会えるその日が来たら、約束通り皆で迎えに来てくれよな!!!(^-^)
15年間側にいてくれて本当にありがとう…。
そしてたくさんの愛と癒しをありがとう。。。
メイ…、皆また会おうね。
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