昨日までのあらすじ。
庭の剪定開始15分でにバリカンで左手を負傷した母を病院へ連れて行った、心優しい息子(40歳過ぎ)。
ひょんな事から心を痛めた息子は、帰宅後使い物にならないバリカンを手に悪戦苦闘の剪定が始まる…。
そんな時、近所の方から借りたチェーンソーを手にした息子は…、ジェイソンとして生まれ変わり、何かを振り払うかのように一心不乱にキンモクセイを切る…切る…切る…。。。
バッサ、バッサと枝をなぎ倒し、ついには全長5mほどのキンモクセイを半分以下の大きさに剪定したジェイソン…。。。
日暮れと共に、全身筋肉痛に見舞われ、満身創痍のジェイソンだったが…。。。
朝。
母を病院へ連れて行くために早起きするジェイソン。
と言うか、一晩でジェイソンの面影はまったく無くなってしまい、どちらかと言うと
旧式のロボコップになってしまった様子。。。(←全身筋肉痛)
前日の大活躍がウソのように口数も少なく、歩行もぎこちなく、感覚的にはロボコップに近いワケだが、かと言って強くなったかと言うと…、むしろ弱くなっている気がする。
そんなロボコップに連れられて、母は病院で2度目の診察(処置治療)。
昨日のガーゼが取られ、傷口に目一杯沁みる消毒液を付けられて治療は終了。
大きく分厚い絆創膏を2本、人差し指と薬指に…、通常サイズの絆創膏を中指に巻かれて、安静にするように告げられたが、本人は今日も庭掃除の続きをするつもり…。。。
(まったく安静にするつもりが無い…。。。)
そして病院から帰宅したら、今日は家族全員で愛猫「ジジ」の七回忌のお参りに…。。。
嫁さんともう一人の天然ロボコップ「父」(70歳代後半←筋肉痛なし)を乗せて、ジジが眠る慰霊碑へ。(※こちらが母の本当の「ご主人様」です。)
ジジは全身真っ黒の小柄な猫(♂)でした。。。
(映画「魔女の宅急便」から名前をつけました♪)
幼少の頃から大病を患い、天寿を全うするまでに数回「生死の境」を彷徨ったことも…。
数々の難病を克服しながらも健気に13歳半まで僕達の傍にいてくれたジジ…。
小柄な体とは裏腹にケンカが強く、素早い瞬発力と天性の腕力、そしてジジの最大の特徴でもある「発達した犬歯」で生涯、誰にも負けたことはありませんでした…。。。
そしてジジはとても心優しく子煩悩で、我が家の新入りの猫ちゃんたちの保父さんの役目も務めてくれる頼りになる子でした。
大体の猫ちゃんは、自分より年下の子猫が我が家に家族として迎え入れられると、
すぐに「フーーーッ!!!(`°´#)」「ハァーーーッ!!!(`□´#)」とふいて怒るのですが、
ジジだけはたったの一度も怒らずに、子猫に近寄っては毛繕いして上げたりして可愛がって、迎え入れてくれるとても賢い子でした…。
ほとんどの子たちは、ジジに育てられたと言っても過言では無いぐらいです…。
僕が小学生の時に初めて飼った猫「小鉄」(こちらは「じゃりン子チエ」から♪)を思い出させてくれるぐらい、強く、男らしく、ユーモアや愛情が一杯で優しい、とても頼りになる子でした…。
(ウチの愛犬や愛猫の数知れぬエピソードは、またいつの日かホームページ内でも紹介させて頂ければ良いなぁ~と思っています…。。。)
でもジジと別れて「丸7年」かぁ…。。。
月日が経つのは早いものです…。。。
でもまだジジの感触、温もりなどは、まるで昨日に抱っこしたみたいな感じで残っています。
今は一緒にお話したり、触れる事は出来ないけれど、僕達は必ずまた会えると信じているので…、その時はまたたくさんあの子達とお話したいなぁ…。。。
我が家から旅立った皆が、仲良く「虹の橋」で穏やかに暮らしていますように…。
さて…、お参りから帰宅後に再開された庭掃除の続き。。。
天然ロボコップ(父)は帰宅早々にバッテリー切れ。
ケガに懲りない母と嫁さんと今朝からロボコップの僕で、大量のキンモクセイの枝を紐で括り後片付け。。。
全てが片付いた時にはロボコップから「C3-PO(通話能力:日本語限定)」になっていました。
明日の朝が怖い…(--#;(←2日目の筋肉痛が怖い年頃…)
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