我が家には現在6匹の猫ちゃん(もう全員シニア)がいます。。。
その内5匹は女の子で、最後に唯一男として残っているアーロン…。
アーロンの舎弟のキキが今年の3月に「虹の橋」(天国)へ旅立ってからは、やはりどこか寂しそうな毎日…、持病(肝機能障害)もあるせいかここ2、3ヶ月で急激に痩せ細ってしまいました…。
昨年の初めに超仲良しだった瓜二つのお兄ちゃんジャッキーが旅立った時も、ショックが大きかったのか突然様子が激変し…ついには「過呼吸」の症状まで…。
健康診断、血液検査でも目立った異常は無かっただけに「これはもしかしたら猫にも精神的な病があるのかも…。。。」と感じたので、主治医の先生に相談して安定剤を投与してもらうと…、嘘みたいに元気に回復…!!!
そのツライ時期は舎弟のキキがそばに寄り添い、常に心配してくれていました…。。。
この時もアーロンは激痩せしたのですが、治療、看病の全てが良い方向に働き元気に回復!!!
キキの献身的な看病もとても良い助けになったのでしょう。
今は、そのキキも天国に…。。。
男一人、残されたアーロンは元気に振舞ってはいるけれど、もちろん寂しいはず。。。
子猫の時からずっと僕にベッタリな子だったアーロンは、僕達に甘える事で寂しさを紛らわしているのでしょう…。
ウチでは僕の舎弟と呼ばれるアーロン(今は末っ子のニモと僕の奪い合い…(^_^;)、
出かける時は玄関まで「お見送り」に。
仕事から帰ってくれば誰よりも先に玄関まで「お出迎え」に。
電話で「帰るコール」をすれば電話口で「ニャア~!!(早く帰ってきて~!!)」と大声で鳴き、
階段を上がれば、僕の足の間をくぐりながら一段一段一緒に上がり、
風呂に入れば扉の前で、トイレに入っても扉の前で、別の部屋にいても扉の前で、
きちんと座って僕が出てくるのを待っています…。。。
(アーロンを探せば、僕の居場所が分かるぐらい…、健気な子です)
でもこの1週間ほどは、そのどれもが出来ないぐらい弱ってしまった…。。。
だけど不思議な事に丸一日グッタリしてても、僕が「アーロン♪♪♪元気出そうぜ♪♪♪」と顔を近づけると、 「ゴロゴロゴロゴロ~…♪♪♪」 と大きな音でのどを鳴らしてくれます。。。
精一杯、応えてくれてるんだろうね…。。。
※一日の寒暖差が激しいため、寒い時は風邪をひかないように服を着せてあげてます。。。
意外とイヤじゃないみたい…。(ちなみに故ジャッキー(兄)のお下がりです…。)
末期の状態ではほとんど自主的な食事、水分補給は出来なくなるので、ウチでは負担にならない程度の適量を常に「強制給餌」して補ってあげるのですが、今はその一歩手前…。。。
幸い、まだ自分で食事が出来ること。
そして水も自分で飲む事が出来ること。
自分で食べる力(食欲)が残されていることは、すごく大きいことなんです。
だけど日によって食が細い時は、点滴で補ってあげます。。。
昨日も自宅で点滴を打ちました…。(皮下点滴)
点滴中のアーロンは今までの子の中でも、なかなかの優等生!!
補水する姿勢もとても良い子です。(←暴れない)
僕達家族が病を背負った猫ちゃんの終末期を感じた時は、いつも心のどこかで覚悟を決めています。
つらく、悲しく、避けたい事ではありますが、
「生きとし生けるものは、生を持ったその瞬間から死へ向かって生きている」
これは避けられない事実…。。。
飼い主として、家族の一員として出来ることは、安らかな状態で見送ってあげる事。
責任を持って最期まで見届けるのは家族(飼い主)の責務なのです。
今まで何十回と涙を流しながら彼らを見送り、別れに心底苦しんだと言う経験。。。
それは時を経て「覚悟」という形に姿を変えて、僕達の中に刻まれています。
最後の最後まで、あの手この手で救える方法を探しながら…。。。
でもアーロンはまだまだ頑張れる!!!ヽ(`◇´(・ェ・ )ゝワガコヨ、ガンバレ!!
先日、アーロンに無茶な注文をしました…(^_^;
我が家で見送った最高齢の猫ちゃんは、20歳と6ヶ月「チーちゃん(♀)」。
続いてチーちゃんのライバルで少し及ばなかったものの、20歳と3ヶ月「マミちゃん(♀)」。
男では19歳まで頑張り、アーロンとも仲良しだった「クッキー(♂)」。
その「クッキーの年齢までは頑張れ!!!オレの舎弟なら!!!ヾ( ̄^ ̄*)」と…。。。
アーロンは「ぇぇぇぇぇ~………(((´д`*;(←現在14歳)」って感じでしたが…。
相変わらず「ゴロゴロ…♪♪♪」とのどを鳴らしてくれていました。。。
まぁ…、アーロンは「僕が何を言わんとしたか」を分かってくれていると思います…。。。
一日でも長くそばにいてくれ…。。。
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