今日は「NSI清和台スポーツクラブ」での太極拳クラス。
風の強い一日で、一日の寒暖差も激しくなるとか。。。
なので念のため厚手のジャンパーも用意…、汗かいた後に冷え込んだら大変ですからね。
今日は練習の合間に少し話したんですけど、今までもある程度の年数をされてる方や套路の形、順番を覚えた方なら、もっと緩める意識をもって動くことを説明してきました。
今日は少し目先を変えて「心」の部分の話を。。。
太極拳の動作は攻防動作を基に套路が構成されていますが、この攻防動作において相手をイメージすると言うことはなかなか難しい事なのかもしれません。。。
女性に限らず男性でも難しいことには変わりは無いのですが、特に女性は「攻防動作」と言う動きにはあまり縁がないでしょうからイメージがしづらいのかも…。。。
で、少し「心」の部分と言うことで、歌を歌うときに例えてみました。。。
歌にはすごい力があると思います。
人の心を動かす力、感動を与え、勇気を与え、時には涙を誘う、相手に何かを伝えようと心に直接訴える事の出来る力があります。。。
やはり歌を歌うときは、ただただメロディーを追いかけて歌ったり、大きい声を出して歌ってるだけじゃぁ、聞いてる側の心にはあまり響きませんよね…。。。
当然「心(気持ち)を込める」と言うことが必要になると思います。。。
そのためには「歌詞の意味を良く理解する」それによって自分の気持ちや感情も表す事ができ、自然と歌声にも強弱がつきながらメロディに乗せる事が出来る。
そんな心のこもった歌は聞く人の心に届きやすく、心に響かせる事も出来ると思います。
どことなく太極拳も似てるなぁ…と思うのは、やはりそう言う部分。。。
まだ套路の形や順番を覚えてる方には、この部分は焦ってもらいたくないのですが、もう形も順番もある程度覚えられた方は、少しずつ動作に「気持ちを込めて」みてはいかがでしょうか。。。
「歌詞の意味を理解する」のと同様に「動作の意味を理解する」
ただ順番を追うだけの動作より、その人の「心」の部分(何をしているのか、何をしようとしているのか)が動作に表れれば、その動きを見てる人も「ほぉ~…」と思われるかもしれません。
要は「空っぽではダメですよ」と言うことなんですけどね(^^;
もっとゆったりリラックスしながら「気持ち」の部分を持って太極拳を心から楽しんで動けば、自然な強弱と共に緩やかで自然な伸びのある流麗な動きに近づけるかもしれません。
技術的なことばかりだと少ししんどくなると思いますので、「中身=内面」と共に「気持ち」をそこに加えて表してみて下さい。
皆さんが好きな「歌を歌う感覚」で。。。
太極拳の本質から外れてしまうかもしれませんが、「体で歌うような感覚」で楽しむと、
太極拳がより身近に、気持ち良く動く事で自分だけでなく見る人もより一層楽しめる事と思いますよ。。。
あ、そうそう。
これはブログなので、僕が日々感じた事を書いてるだけです…。(注:教科書ではありません♪)
「そんなの違うよ!!」と思われた場合は聞かなかったことに…(^_^;
「なるほどっ…!!」と思われた方は少し参考程度にして下さいね。。。(*^-^*)
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